できること
インナー・トップスの素材(+任意でアウター・ボトムス)を選ぶと、次の3つを表示します。
- 静電気の起きやすさ:選んだ層のすべての組み合わせを見て、帯電列でいちばん離れるペアを代表として3段階で表示します
- 季節の向き:公定水分率と、各繊維の一般に知られる保温・通気の傾向から整理した◎○△の目安です
- 肌当たりの注意点:選んだ素材について資料で挙げられている注意点を、層ごとに表示します
あわせて、素材ポジショニングマップで14種類の位置関係を1枚で見られるようにし、素材ごとの解説ページを14枚置いています。
値の集め方
表示している値には、すべて出典・確認日・確からしさの区別を持たせています。ページに出ている「確定」「傾向」「諸説あり」がその区別です。
- 公定水分率は JIS L 0105:2020 表1 の値を使い、財務省の関税率表解説と突き合わせて一致を確認しています
- 帯電の傾向は、ニッセンケン品質評価センター・帝人フロンティア・東京都クリーニング生活衛生同業組合の帯電列を照合しています
- 等級のものさし(綿の繊維長・ウールの繊維径・ダウンのダウンパワー)は、米国連邦規則集・IWTO・The Woolmark Company・日本羽毛製品協同組合の原文から取っています
- 要約や解説記事ではなく、原文の表・図・PDFに当たって値を写しています。一次資料が取れなかった話は載せていません
やらないと決めていること
- 点数・順位を出さない:帯電列の並びは資料によって前後が入れ替わることがあり、精密な点数として扱える性質のものではありません。細かく見えるほど正しく見えてしまうことを避けています
- 見解が分かれる部分を隠さない:資料の見解が割れる素材は、静電気が起きやすい側に寄せて判定し、結果に「資料により見解が分かれます」と表示します
- ブランドや商品のランク付けをしない:等級は「上か下か」ではなく、何をどう測った値なのかを示すために置いています
- 医療の話をしない:本サイトは繊維の一般的な性質にもとづく目安を出すもので、医療的な助言ではありません。症状について気になることがある場合は医療機関にご相談ください
限界について
静電気の起きやすさは、湿度・生地の織りや仕上げ・肌や髪の状態・動き方などの条件でも変わります。本サイトが見ているのは素材の組み合わせという一つの要因だけです。実際の体感と違うことは起こり得ます。
混紡の判定は、組成に含まれる素材のうち相手からいちばん離れる側の値を代表として行っています。実際の配合比率は製品ごとに異なるため、目安としてご利用ください。